はじめに

医療業界は、比較的安定した市場とされています。高齢化社会の進行により高齢者が増加することで、今後ますます医療費や介護関連費が増加するでしょう。また、高齢化社会が進行しているのは日本だけではありません。世界中の先進国で高齢化社会が進んでいるため、世界規模で発展し続けることが予測されます。

そして、医療は人々の生活に不可欠な存在です。ニーズの変化や景気の変動などで衰退する心配がほとんどありません。

2015年度の医療業界の市場規模は2兆6,634億円程度で、123業界中70位となっています。しかし、伸び率の前年比が+11.9%で、123業界中9位です。そして、収益性は123業界中8位と高水準となっています。このように、収益性と伸び率が高く安定しているのが医療業界の特徴です。

そんな医療業界で、インドのムンバイに本社を置くグローバル・スペシャリティ医薬品企業として活躍しているのが「サンファーマ株式会社」です。今回は同社の概要から求められている人材についてまで、ホワイト企業調査団にて独自に調査した情報を詳しく紹介していきます。

サンファーマ株式会社ってどんなところ?

サンファーマ株式会社は、日本の医療用医薬品の開発・製造・販売、医薬品原料と中間体の製造・販売を目的に設立されました。高品質な医療用医薬品を低コストで製造し、正しい医薬品情報と一緒に日本中へ供給しています。

さらに、世界150ヶ国以上においても、多くの医療従事者や患者から支持を受け、高品質な医薬品を提供していることが特徴です。生産工場は6つの大陸に44、さらに世界各地に研究開発センターがあります。従業員数は32,000人以上、国籍は50以上です。

2020年1月1日に、株式会社ポーラファルマと合併しました。サンファーマが蓄積してきた豊富なポートフォリオやノウハウ、研究開発力に、ポーラファルマの実績を組み合わせることで、日本の皮膚科学領域への貢献度を高めることが狙いです。

サンファーマ株式会社の口コミ(※ホワイト企業調査団による独自調査)

(+)在宅勤務制度は、制度があるだけで利用者は少ないと思っていた。実際には、多くの社員が利用していたので、定着した制度なのだと思った。
(-)プロセスがマニュアルとして蓄積されていないため、不明なことがあると色々な人に確認する必要ある。
(+)親切な人が多い。分からないことがあると、チームメンバーがサポートしてくれるため、とても心強い
(+)グローバル企業だが、本社トップダウンで指示が来るのではなく、ローカルの意見を確認し尊重してくれる。外資としては珍しく、働きやすいと感じた。

サンファーマ株式会社の調査結果

サンファーマ株式会社で注目したいのは、在宅勤務が定着していることです。在宅勤務は、制度化されても現場に浸透しにくい傾向があります。しかし、同社は多くの社員が在宅勤務を利用しているとのことですので、気軽に利用できるでしょう。

今回の新型コロナによる外出自粛に関しても、在宅勤務が定着すればスムーズに業務にあたれます。在宅勤務に慣れていないと、ツールの導入やタイムマネジメントなどに苦慮するでしょう。

マイナス面では、プロセスがマニュアル化されていないことが挙げられます。これは、不明点を人に尋ねながら業務の進め方を身につけていけばよいだけですので、大きな問題ではありません。また、親切な人が多く、しっかりサポートしてくれるので安心できます。

また、外資系企業には珍しく現場の意見を尊重しているとのことですので、納得の行かない形で業務を遂行したり、板挟みになったりする心配がありません。業務のストレスが少なく、パフォーマンスを発揮しやすいでしょう。

サンファーマ株式会社に求められている人材とは?

サンファーマ株式会社で実際に働いている方の口コミについて、独自調査した口コミを紹介してまいりました。

では、そんなサンファーマ株式会社ではどのような人材が求められているのか?過去に同社の採用面接を受けたことのある方から、匿名を条件にお話を聞く事ができました。

サンファーマ株式会社で一人前になるにはどれくらいの期間が必要だと言われましたか?また入社する前に勉強しておいた方がいいことなど、教えてください

即戦力として入社いただいていると、採用面接で言われました。基本的には、入社後数日の研修後すぐに業務へ入るため、入社前の勉強は必要ないそうです。むしろ、転職前に出来るだけ身体や頭の中を休ませ、新しい職場へ気持ちを切り替えた方がよいのではないでしょうか。

業務を行ううえで、より明確に仕事をイメージできるようなお話はされましたか?

業務を遂行するために心掛けておくことについて、お話された時です。

社員には自分の役割、求められるゴール、そのタイムラインを上司と話し合い、しっかり理解することをお願いしているそうです。

出来るだけ明確に自分のタスクを優先順位で整理することが、効率的な業務を進めるうえで大切だと考えているのだと。

分からないこと、サポートが必要なことは、回りのメンバーや上司へ相談することも大切で、それ以外にも、以前の人が○○の方法でやっていたから、自分も○○でやる、のではなく、もっと良い方法があれば、ベストプラクティスとしてより効率良い方法を提案してもいいそうです。

そして、提案には必ず耳を傾ける、受け入れることがサンファーマのカルチャーの一つなので、提案しやすい環境が出来上がっていると思いました。

採用面接で、特に聞かれた質問などありましたら教えてください

「困難なことがあったとき、自らどう対応したのか」を本人の関わり方も含め、質問されました。また、業務に関する成功事例においても、具体的に自らがどう行動したことによって、達成することができたのかについて聞かれます。

面接は面接者がone-wayで判断するのではなく、「お見合い」のように双方向で、自分が(お相手が)活躍できるかを判断する場だと言っていました。技術的なスキル経験だけでなく、カルチャーフィットするかも重視しているといってもいいでしょう。

採用面接で面接官から聞いたお話の中で、特に印象的だったことはありますか?

実際に活躍されている社員の方についてのお話を聞いた時ですね。どのような能力が高いのかと、人柄的にどのような方が多いのか教えてくださいという旨の質問をしました。

面接官の方は下記のように答えられていました。

・リーダーの指示を的確にとらえ、それに対し素早く具体的な行動を取り、成果に繋げることができる。
・難しい課題に対し、他責にせず、限られた時間やリソースの中で最善策を提案し、実践に移すことができる。
・不確実な環境の中で、柔軟性を持ち、様々な課題をチャレンジとして楽しむことができる。
・Internal/ external stakeholderに対し、高いコミュニケーション力により信頼関係を築き、必要な交渉を行い、目的を達成することができる。
・厳しいビジネス環境の中で、誰もやっていないことを提案し、進めていく力がある。
・自分を成長させるために、常に新しいことへチャレンジし続ける。
・(管理職に対し)組織文化を変える強いリーダーシップや、人材育成する力がある。

その他にも、これから面接を受ける方に役立ちそうな情報はありますか?

王道ではありますが、他社にはない社内イベント、福利厚生について聞いた時の情報です。

サンファーマ株式会社では、より柔軟な働き方として「在宅で出来る業務は在宅勤務」を6月以降も認めているようで、在宅勤務応援として、在宅勤務準備金として現金を支給する予定とのこと。

新しい働き方の考えを浸透させるため、「会社に来ている=一生懸命頑張っている」、「長時間働く=一生懸命やっている」という考えではなく、「より自分にとって働きやすい(=効率が良い)環境を社員が考え選ぶ」、「働いた時間ではなく、短い時間でより効率的な成果を出す人たちを正しく評価する文化」を目指していると、面接官の方は言っていました。

まとめ

サンファーマ株式会社は、人材の採用後数日で研修に入り、短期間で即戦力として業務を開始する仕組みになっています。そして、事前の勉強ではなく身体と心を休めて気持ちを切り替えることを求めています。これは、心身の状態がパフォーマンスの発揮に深く関係していることを認識しているためでしょう。

このような企業は、ライフワークバランスが整っており、心身への負担を抑えて働けると考えられます。また、自分の提案を周りの人が聞いて意見を言い合う環境も整っているため、自身の成長につながるでしょう。

そのほか、在宅勤務応援として在宅勤務者に現金を支給するなど、福利厚生も整っています。働く環境を社員が選び、短期間で効率的に成果を出す人を正しく評価してくれるのも注目すべき点です。実力主義なうえに、パフォーマンスを発揮しやすい環境を用意してくれるため、気持ちよく働けるでしょう。

会社概要

商号
サンファーマ株式会社(Sun Pharma Japan Limited)
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田8-9-5 FORECAST五反田WEST
コーポレートサイト
https://jp.sunpharma.com/
事業内容
医薬品及びその原材料の製造、輸入、販売