大潟村同友会ってどんなところ?

大潟村同友会は、「丹精込めて作ったお米を直接お客様へお届けしたい」という思いから、昭和63年に秋田県大潟村の23戸の農家が集まって結成した組織です。大潟村の自然豊かな大地で育んだお米を、安心・安全な形で消費者に届ける事業を行っています。

事業を展開する上で、『安全で美味しいお米作り』を志し、お米の生産から販売までをワンストップで提供。全国各地に米どころである秋田県大潟村のお米を届けるために、栽培方法や備蓄方法、配送システムなどの面で絶え間ない努力をしています。大潟村同友会の米作りの特徴は、一般的な栽培方法より農薬の使用回数と化学肥料を秋田県の基準の半分に減らしているところにあります。

経済効率性を考えても、米作りには化学肥料の使用が欠かせませんが、大潟村同友会では化学肥料に対しての安全性に疑問を抱いたことから、化学肥料の使用を抑えるように、独自の肥料である『米糠発酵肥料』を開発しました。米ぬかは玄米を白米に変える精米の過程で出るため、米作りをしている以上は必ず生まれます。元々は野菜や果物類に使用していた米ぬか肥料を、米作りの肥料にするために試行錯誤の末に完成させ、循環型の米作りを行っているのです。

大潟村同友会ではこの他にも、収穫したお米に残留農薬検査、放射能検査、金属探知機などを使用して検査を行い、安全性が確認されたお米だけを真空包装で鮮度を保った状態で消費者に届けるという徹底した品質管理を行っています。

その甲斐あってか、大潟村同友会の生産するお米は非常に人気で、現在提供している3つの品種は多くの消費者の心を掴んでいます。その特徴として、もち米に近い粘りを持つ<ねばりまさり>、大潟村同友会が、「あきたこまち」に並ぶ品種を求めて出会った<こまちのゆめ>、そして飽きのこない味と適度な粘りが特徴な食べやすい品種で、「あきたこまちの原点」とも呼べる<復刻こまち>。これだけのお米を作りだせたのは、大潟村同友会の努力とこだわりがあったからだと言えるでしょう。

国内の農業はTPPによる将来の不透明感が高まっていますし、農業法人の設立を積極的に進めるべきとの声も国内で挙がっています。大潟村同友会は現在の流れの先駆者としての存在であり、また化学肥料と農薬の使用量を抑えた「秋田県特別栽培米」の認定を受ける企業として秋田県の農業を牽引していく存在です。米作りについての研究と開発に加え、組織体系の在り方など、将来を見据えての取り組みが今後のさらなる発展に繋がると考えられ、これから就職を考える方にとって有望な就職先と言えます。

では、こちらで実際に働いた経験がある方がどのように感じているのか、その口コミから真相に迫りましょう。

大潟村同友会の口コミまとめ

良い口コミ

愛情込めて育てたお米をほめてもらえるとやりがいを感じる

米作りの仕事に自信と誇りがもてる

どの品種をいつ、どの畑に植えるかの計画立ては面白い

気になる口コミ

天候等、自然の影響で生産、出荷に影響がでてしまう

生産調整があるため収入面で不安が残る

食の多様化により米の消費量が減った

大潟村同友会の調査結果

田んぼ

大潟村同友会で働いた経験のある方の口コミでは『自信と誇り』『面白い』『やりがい』などの言葉が目につきます。米作りは日本の主食を支える重要な産業であり、またその米作りの在り方は、より美味しくより安全なお米が求められるようになりました。そのニーズに応えられるような仕事をしているからこそ、誇りを持って仕事に取り組めているのでしょう。また、お米は品種ごとに生育状況が変わりますから、作付け計画を練りプラン通りに進めていく点に面白みを感じられて働く満足度を得られるのでしょう。

しかし、働く楽しみを感じている方がいる一方で、後悔している方々も少なからずいることが分かります。ただ、内容を見てみると『自然の影響』『米の消費量の減少』『生産調整』など、天候の影響や国の施策が要因になっているもので、大潟村同友会が直接的な悪い要素を持っているとは言えない内容ですね。

確かに、間接的であってもこれらの要因により、せっかく心をこめて作ったお米が売れずに収入面に影響が起きるのであれば困りもので、生活に大きな影響を及ぼす可能性が無いとは言えません。しかし、大潟村同友会の問題かと言われればそれは違うのではないでしょうか。どんなに頑張ったところで天候を変えることはできませんし、変わりゆく国内の食事事情を食い止めるというのも大潟村同友会がどうにかできることではありません。

口コミを見ると、いかにも大潟村同友会に問題があるかのような内容ですが、決してそのようなことはなく、多くの方が感じているようにやりがいある仕事と言えるでしょう。口コミを見るときは、単にその内容で白黒を判断するのではなく、その背景も考えてみると判断しやすいかもしれませんね。

大潟村同友会のまとめ

管理人の見解

口コミは時として閲覧者を惑わす内容が少なくないことが今回の口コミから分かりました。今回の大潟村同友会の口コミは、投稿者が体験した内容であることが前提になっているため、いかにも信憑性が高いと感じられがちですが、実際はそうでもない可能性があることは十分に意識しておきたいところです。

大潟村同友会は、誰もが安心して安全においしいお米を食べられるようにこだわりをもってお米作りを行っています。一旦は大潟村を出た若者も村に戻ってきて、世代を超えてより良いお米を消費者に届けられるように一丸になって取り組んでいます。日本の『食』を支える重要な役割を担い、日々進化を続けるチャレンジ精神豊富な企業です。何か新しいことにチャレンジしたい気持ちがあるならば、就職先候補に挙げてはいかがでしょうか。

会社概要

商号
株式会社大潟村同友会(公式サイトへ)
設立
1988年10月1日
代表
渡辺 正行
従業員数
12名(2009年3月時点)
生産農家
23名(2009年3月時点)
上場区分
未上場