はじめに
不動産業界は、マンションやビルなどの開発を手掛けるデベロッパー、建売住宅や注文住宅が専門のハウスメーカーのほか、不動産を販売する住宅販売会社、不動産を管理する管理会社などで構成されています。
中古不動産の業界では、人工の減少や経済の悪化、不動産所有に対する意識の低下を受け、中古マンションの需要が減少してきています。供給過多で売却が難しく、中古マンションが売れない時代に直面しているのです。
そんな中古不動産の売買に特化しているのが「オークラヤ住宅株式会社」です。
今回は、同社の概要から求められている人材まで、詳しく紹介していきます。
オークラヤ住宅株式会社ってどんなところ?
オークラヤ住宅株式会社は、1961年創業の株式会社大蔵屋を前身とし、1982年に不動産流通会社として設立されました。店舗数は、首都圏を中心に一都三県に16店舗を構え、日本の中心部で不動産流通業を通じて人々の暮らしをサポートしています。
現在では、オークラヤ住宅を中心とした10社ものグループ企業が連携し、生活やビジネスにおける理想的な空間づくりを提案しています。中古不動産を中心とした不動産売買のほか、仲介やビル賃貸、リノベーション、土地活用をアドバイスするコンサルティング、保険など様々な事業を手掛けています。
自分らしく働くことを大切にし、イキイキとした笑顔で働けることを企業理念としています。中古マンションの売買によって、人生の岐路に立ち会い、多くの感謝の気持ちをいただけるように、社員が快適に働けることが重要と考えているそうです。
また、中古マンションは需要減少と供給過多によって先行きに不安を感じる方もいますが、オークラヤ株式会社は、流通量が多い市場に集中して経営しているため、安定的に多くの収益を挙げています。不況に強い安定的な事業がメインであることは、社員としても安心できるポイントです。
2017年3月末の時点で累計10万件の取引実績を突破し、いま現在も取引数を伸ばし続けています。
オークラヤ住宅株式会社の口コミ
当社の魅力は“アットホームな雰囲気”です。先輩・後輩の関係は維持しつつ、アットホームな雰囲気で仕事をしています。特に営業所では、年齢の近い社員も多いため、仕事の相談もしやすいでしょう。恒例の年1回のバーベキューでは、所長や次長、先輩社員が家族を連れて参加するなど、仕事では見ない一面を見られる良い機会となっています。また、内定の時期から同期との定期的な懇親会があったおかげで、職種に関係なく皆仲が良いです。
当社は火曜日・水曜日が休日なので学生時代の友人は土日休みであることが多く、会える機会が減ってしまいました。そこで、会社が一昨年頃から年1回の社員アンケートをとるようになり、回答内容をもとに年に2回ほど祝日が休みになり3連休が設定されるようになったので、学生時代の友人と会いやすくなりました。また、有給休暇も取りやすいため、プライベートと仕事をうまく両立しやすくなっています。家族がいる同じ営業所の先輩は、お子さんの授業参観や運動会を観に行っていましたね。
オークラヤ住宅株式会社の調査結果
オークラヤ住宅株式会社は、社員がイキイキとした笑顔で働けるように、様々なことに取り組んでいます。そのひとつとして、年1回のバーベキューが行われているのでしょう。また、役職や先輩後輩は関係なく、家族ぐるみで会社と関われることは、家族と会社との信頼関係の構築に繋がります。
また、学生時代との友人と交流する機会を設けるために、年2回程度の祝日や3連休の設定をされるなど、社員の満足度を高めるために、非常に細かいところにまで気を配り、速やかに行動していることが印象的でした。
社員の満足度を高めるには、十分な給与だけではなく、心の面をケアできるような取り組みが重要です。その点、オークラヤ住宅株式会社は、社員とその家族のことを思いやり、会社と顧客、社員の全員が笑顔になれるように努めてくれています。
オークラヤ住宅株式会社に求められている人材とは?
オークラヤ住宅株式会社では、現在「営業職」と「事務職」を募集しています。
今回は同社がどのような人材を求められているのか、直接お話を聞く事ができました。
貴社で「営業職」として一人前になるにはどれくらいの期間が必要ですか?また入社する前に勉強しておいた方がいいことなどありますか?
営業職では、一通りの業務を経験するのに2~3年程度の期間が必要です。オークラヤ住宅では、“3年間で1人前になる”ことを基準に「一人前マップ」を策定し、年次ごとの目指す姿を明確にして成長度合いを確認しています。
日々の営業所での業務経験に加えて、年次や役職ごとに、実際の現場で活かせるノウハウを教育する定期的な研修や、知識習得のためのEラーニングを実施しています。
自身の経験と本社の研修で得たスキルで、それぞれの“一人前”を目指すことができます。
入社する前に勉強しておいた方がいいことは、「宅建業法」と「仲介業務について知る」ことです。
1つめの「宅建業法」は、お客様の大切な不動産を扱うものとしてとても重要です。
宅地建物取引管理士の資格者でないと、不動産売買契約で仲介者として重要事項説明や契約書への署名押印ができません。
入社前に資格を取得していると入社後の業務がスムーズに行なえますが、当社では内定者を対象とした宅建講習会も行なっています。入社後に同期となる仲間と一緒に参加して、ぜひ資格取得を目指してください。
2つめは「仲介業務について知る」ことです。
“不動産会社”といってもデベロッパーや仲介、新築分譲など様々な分野があります。
当社の“仲介業”は、個人のお客様をメインに、売買のご相談、現地調査、価格査定、WEB・チラシ・お客さまの紹介などでの販売活動、メールや電話、手紙でのお客様のフォローなどを行なっています。
入社後に“想像していた不動産業と違う”ということにならないよう、しっかり“仲介業”について知っておくと入社後のギャップも少なくなります。
当社の採用ページでは、実際に働く社員の様子やインタビュー、仕事内容などを掲載していますので、ぜひご覧になってみてください。
「事務職」として貴社で従事する場合、より効率的に業務を遂行するためには、どのような事を意識すればよいのでしょうか?
「事務職」の仕事では、パソコンを用いた業務がとても多いです。
事前のパソコンスキルはもちろんですが、常に“それぞれの業務を効率的に行なう方法はないか”ということを考えながら、それに合ったスキルを習得しようとする意識が大切です。
しかし、「事務職」の仕事は目の前にある業務だけではありません。
同じ職場にいる社員がスムーズに仕事を行なえるような気配りも必要です。
自分のことだけでなく“誰が何をしようとしているか”、“困った様子はないか”などを察知して、早めに動けるように視野を広く持つ意識を持ちましょう。
新卒の面接で、必ず聞く質問などありましたら教えてください
・まず志望動機です。なぜ不動産会社なのか、なぜ営業職なのか、なぜ当社なのか。
・自分にとっての仕事のやりがいは何か、仕事をするうえでのモチベーションとなるものは何か。
・これからの人生で大切にしたいことは何か。
求めている人材の要素で「当たり前のことが当たり前にできる人」とありましたが、その”当たり前”を実践するために、貴社に入社してから意識してほしいことはありますか?
“当たり前”を実践するために、先輩社員の言動をよく観察すると良いでしょう。
お客様から信頼されている先輩社員はその“当たり前”が自然とできています。
社内では挨拶から始まり、席を長時間立つときは机の上の物を片付けたり、周りの社員の様子をよく見て変化に気付いたりしています。
また、お客様が安心してマンションを購入・売却できるように、話すスピードをお客様に合わせたり、言葉遣いに気をつけたり、わかりやすい説明を心掛けたりして、どんなに忙しくても気配りを忘れません。
入社したばかりは、仕事を覚えることに精いっぱいでなかなかそんな余裕はないかもしれませんが、まずは1つずつ出来ることから心掛けてみてください。
学生時代と違い、社会人になれば、年齢・立場相応に「知ってて当たり前のこと」「できて当たり前のこと」「ふさわしい振る舞い」を求められます。知らないこと、できないことを、焦らずでも着実に見に付けていく姿勢と実践が必要です。
まとめ
オークラヤ住宅株式会社は、社員の満足度を高めるだけではなく、結果的にお客様を笑顔にできるような教育体制が整えられていることが特徴です。単に、福利厚生やイベントを充実させるだけではなく、社員が一人前になれるように、全力でサポートをしてくれる姿勢が印象的でした。
不動産業界に対してブラックなイメージを持つ方もいますが、オークラヤ住宅株式会社は社員をしっかり指導し、学びやすい体制を整えることで、安心して自身の成長を目指せる環境を整えているため、短期間でのスキルアップが期待できます。また、チームワークを大切にし、他の社員への気配りも求められるため、あらゆる面で人として成長できるでしょう。
会社概要
- 商号
- オークラヤ住宅株式会社
- 所在地
- 〒102-0083 東京都千代田区麹町4丁目5番地22 オークラヤ麹町ビル
- 代表取締役社長
- 藤川 正年
- コーポレートサイト
- https://www.ohkuraya.co.jp/
- 事業内容
-
(1)不動産の仲介、売買、貸借、管理及び所有
(2)中古住宅のリフォーム
(3)その他不動産に関する相談