はじめに

製造業と聞いて何を思い浮かべますか?

自動車やスマートフォン、食料品など、私たちの生活と密接に関わるものを作っている、そんなイメージをもつ人は多いのではないでしょうか?

実は製造業は私たちが思っている以上に大きい産業で、2015年時点では、国内総生産に占める割合が実に20.4%、日本経済を支える大きな産業であると共に、世界でもトップクラスの高い技術力を誇っています。

また、近年では業界自体にも注目が集まっており、年間視聴率ドラマ部門で1位にもなった、「下町ロケット」が放映されたのも記憶に新しいところです。

他にも、製造業を舞台にしたドラマや日本の職人を取り上げる番組なども多く放送されており、その存在感を急激に増している業界でもあります。

しかし近年のものづくりの現場では、技術者の高齢化やものづくり離れが進んでいます。
原因として、人件費削減のため、国内の工場が海外へと移ったことや、長年活躍してきた技術者の高齢化と少子化が進んだため、働き手が少なくなっていることなどが考えられます。

こうしたことに対応するため、熟練技能者が退職する前に、若年技能者にこれまで培ってきた技術・技能やノウハウを伝承させるための対策を講じていますが、慢性的な若手人材不足に対し、有効な対策が講じられていません。

引き続き日本のものづくり産業が競争力を維持し、発展を遂げていくには、産業の基盤となる高度な技能を有する技術者の育成が必要不可欠です。

このように熟練技能者の高齢化や若年者を中心としたものづくり離れ、技術離れが懸念されている中、若者の育成と技術力向上に力を入れているのが「高知精工メッキ株式会社」です。

今回は同社の概要から求められている人材についてまで、詳しく紹介していきます。

高知精工メッキ株式会社ってどんなところ?

高知精工メッキ株式会社は、1961年に高知県で創業し今年で56年目を迎える企業です。

同社の特徴は大きく2つにわかれています。

1つ目はめっき技術と機械による金属加工という、異なる2つの技術を両立させ、一貫生産を可能にした全国でも数少ない企業であるということ。

2つ目は100%下請けでありながら特定の親企業を持たず、1社の依存度も20%以内に抑えるなど、比較的自由な立場でのものづくりを行っているということです。

また、めっき部門と機械加工の鉄工部門はほぼ半々の規模で構成され、長年蓄積した技術を土台に「新しいモノ、難しいモノ、特殊なモノ」づくりに取り組んでいます。

また、めっき部門にはかつて「現代の名工」として表彰された技術者がおり、鉄工部門には「高度熟練技能者」が在籍し技能検定取得、ベテラン技能者が教育担当者となって若手技能者の育成を行うシステムを取り入れることで、技能者育成や技能向上につながり、他社より一歩先の技術を身に着けることができる環境となっています。

2010年には「技能検定に係る優良事業所」として厚生労働大臣表彰を受けています。

それでは、実際に高知精工メッキ株式会社で働く人の声を聴いてみましょう。

高知精工メッキ株式会社の口コミ

・機械加工は、加工し終えたときの達成感を感じられる仕事です。また自分が部品をつくった新製品が新聞に載ったときは、その製品に携われた喜びを実感しました。お客様から求められる製品をつくるだけでなく、それを通して世の中に貢献できる仕事だと思っています。
 
・技術力が支えなので、技能者のレベルアップには真剣で、先輩が新人にOJTでの教育をしたり、社長が技能検定の取得を奨励して鍛えてくれる会社です。

高知精工メッキ株式会社の調査結果

働いている社員の方の口コミを見ると、自分が携わったものがメディアに取り上げられ、世間に評価されることは、他社ではなかなか経験することができない責任感もあり魅力的な企業だと感じました。

長年業界で経験を積んできたハイレベルな技能者の結晶が、今の功績や会社を存続させた秘訣になっているのですね。そして今後も次世代へと技術を受け継いでいく、貴重な企業だと思います。

高知精工メッキ株式会社に求められている人材とは?

ハイレベルな技能者の育成を行っている同社では、現在「機械加工員」を募集しています。

応募はコチラから!

では、「機械加工員」という仕事において、どのような人材が求められているのでしょうか。直接お話をお伺いすることができました。

「機械加工員」の仕事内容を具体的に教えてください。

マシニングセンター、NC旋盤等を使用した金属精密部品の加工(図面通りに丸形や四角形に削ったり穴を開けて部品を加工)を行います。

御社で「機械加工員 」として一人前になるにはどれくらいの期間が必要ですか?また入社する前に勉強しておいた方がいいことなどありますか?

部署によっては毎回つくるものが違い、またミクロンレベルの超精密な加工が求められるものもあります。10年経験しても本当の意味で一人前にはなれないかもしれないし、逆に入社して数ヵ月で仕事が任され部品を完成させることもあります。

弊社は技能検定に力を入れており、概ね3年程度で技能検定2級に挑戦し、また概ね5年程度で技能検定1級に挑戦し技能士の資格を取得しています。
ほとんどの技能については入社後に身につけますが、測定具については入社する前に勉強しておいた方が加工にはいりやすいと思います。

「機械加工員」の面接で、特に聞く質問などありましたら教えてください。

ものづくりは好きですか?具体的にはどういったことが好きですか?またどんなことに興味がありますか?

求めている人材はどのような方ですか?また、「機械加工員」は、どのような能力が高いと感じますか?そして、働いている方はどのような人柄の方が多いか教えてください。

ほとんどの知識や技能は入社後に身につくものばかりですが、人により1人前になるスピードも技量も違います。大前提としてものづくりの好きな人を求めています。やはり好きでやるのとそうでないのは違います。またどんな仕事もそうですが、一人では仕事ができません。特に弊社は別の部署とのやりとりもあり協調性のある人が求められます。
                                                                   

まとめ

高知精巧メッキ
高知精工メッキ株式会社についてご紹介してまいりました。

同社は、業界のプロフェッショナル達が次世代の育成に力をいれ、今後へと受け継がれていく企業だと思いました。

製造業は国内総生産の割合が、長年トップだったサービス業から製造業となり、今後技能者の人員や技術力の必要性が高まると同時に、IoTによるデジタル化も進んでいき、新たな製造業の形となりさらに伸びていくことが予想される業界です。

若手の育成に力をいれ未経験で入社しても高い技術を習得し、世の中に貢献できる魅力的な会社だと感じましたので、今後の発展がとても楽しみです。