はじめに

インターネットを活用したビジネス(一部、投資などを含む)の中には、アフィリエイト、株、FX、仮想通貨、情報発信(コンテンツビジネス)など、様々なジャンルがありますが、その中で初心者が取り組むべき、成功しやすいジャンルは、物販ビジネスであるとお聞きしました。その物販ビジネスのノウハウをまとめた「物販セミナー」について、詳細をインタビューしてみたいと思います。

まずその前に、“物販ビジネス”という言葉をご存知でしょうか?

簡単に言えば、「安く仕入れて高く売る」というシンプルなビジネスモデルのことを指す言葉で、有名なものでは“せどり”という販売方法がこれに当たります。

せどり・・・「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」こと。

この物販ビジネス、会社規模でやっていることが多いのですが、Amazon、ヤフーショッピング、楽天市場などの販売環境が整っていることもあり、個人で始める人も増えてきています。

更にそれを後押しするように、物販ビジネスの市場規模も成長傾向にあります。

2017年に公表された経済産業省の調べでは、CtoC(個人と個人での取引)の市場規模は1兆1200億円。前年度の1兆849億円と比較すると、3.2%増加しているのです

背景にはスマートフォン利用者の増加があり、今後もこの成長傾向は続く事が予想されます。

しかし成長市場だからといって、誰でも稼げるのかといわれれば、そうではありません。

どのビジネスにおいても、売上を出すためには、「正しい戦略」、”経験”に裏付けされた「正しいノウハウ」が必要です。
その経験を蓄積することは容易なことではありません。そこで経験不足を補うために、物販ビジネスの経験が豊富な人から、ノウハウを学ぶという方法があるのです。

今回紹介する「岩松勇人氏」も、多くの人にノウハウを伝えている一人。同氏はインターネットビジネスにおいてセミナーの開催やコンサルタント事業を行っており、自身の経験を漫画にした「起業で一番やっちゃダメなこと」は、累計10万部(ダウンロード)を突破しました。

そんな岩松氏が開く物販セミナーとはどのようなものなのか? ご本人に直接お話しを伺うことができました。

いつからセミナーを始められたのですか?

2012年から物販セミナーを開催しました。

昔はメンターの企画にゲストで出演させて頂いたり、東京ビックサイトの1000人規模のセミナーに出させてもらったりして、セミナーを開催していました。自身とメンターとの音声対談が好評だったので、マンガにリメイクして配信したところ、好評を得ることができました。

漫画「起業で一番やっちゃダメなこと」シリーズ漫画「起業で一番やっちゃダメなこと」シリーズ。

マンガにした理由は通勤時間などでスマホを使って読みやすいこと。最初は、感想など頂ければいいなと言うレベルで軽い気持ちで公開しましたが、予想以上に反響が多く、「面白い」、「勉強になった」、と言ってもらえ、累計10万人以上の方に読んで頂くまでになりました。

動画をスマホで見るのは画面も小さいし大変ですが、マンガなら空き時間にさっと読める、一番伝わりやすい形だったんです。

配信内容は講義の一部、成功体験だけでなく、自身の体験談、悪戦苦闘した日々なども情景が鮮明に浮かぶように、詳細に伝えるようにしています。

どういった方々にニーズがあるのでしょうか

副業などをなんとなくやってみたいと思っていたり、インターネットを活用した物販ビジネスに興味がある人が多いなと感じます。

物販ビジネスは、実店舗を出すと多大なコストがかかるものですが、インターネット上で行う事も可能であり、コストを抑えて且つ全国から注文が来る仕組みであるため、場合によっては、複数の店舗でも比較的コストをかけずに出すことができます。

そのような点に魅力を感じつつも、情報が多すぎて何をやったらいいかわからない、という声が非常に多かったです。

そこで、どんな仕入先でも販売先でも共通する物販ビジネスにおけるバイブルのようなコンテンツを作成しました。一過性のテクニックではなく、原理原則を中心とした普遍的な内容である為、大変反響がありました。

物販セミナーの構成はどういった感じなのでしょうか?

初級編、中級編、上級編の3部作と本編を補完する特典のコンテンツから構成されているセミナーです。

1、初級編は、岩松の自身の経験を元に0から月収数十万円を稼ぐまでの軌跡を語っています
2、中級編は、メンター直伝のリサーチ方法を体系立てて解説しています。
3、上級編は、メンター直伝の販売戦略方法を体系立てて解説しています。

これらの内容を元に、他にも外注化をして不労所得を実現させる為の方法や、利益率を極限まで高める為の思考法などを、まとめて伝授しています。

これらを最初は音声コンテンツで配信、途中から漫画という媒体にまとめて配信をさせて頂きました。

では、具体的にどのようにセミナーの内容を実施していけばよいでしょうか?

まず、商材の選定に関してですが、「値段がわからないもの」を売っていこうと伝えています。

PCなどの型番商品は、Amazonや価格.comなどですぐに価格比較ができてしまいますが、ノーブランドのアパレルのカーディガンなどは商品の写真を見てもすぐに値段がわからないものです。

極論を言ってしまいますと、アパレルという商材は所詮は布ではありますが、ちゃんとしたモデルが着たら商品の魅力が引き立ち、高い値段で販売出来る事もあります。ノーブランド品は値段が手頃ということもあり、お客さんは、型番商品のように最安値を求めて価格比較をする事も少ないです。

値段のわからないものの中でも、私はリピーターが多いアパレル商材、その中でも、メンズではなく、レディースを推奨しています。

理由は、メンズよりレディースのアパレルの方がキーワードがたくさんあるからです。

ネットの世界はキーワードで支配されており、顧客が商品を買う際に、キーワード検索を行う可能性が高いです。

実際に、レディース商品は「ミモレ丈」、「千鳥柄」などさまざまなキーワードがありますが、出品して反応が良いもの、ランキングで人気なものをチェックして、キーワードを拾うようになど具体例などもお伝えしています。

例えば、BUYMAで「ノーブランド」というワードを検索したら色々と出てきます。BUYMAは全ての販売者の出品商品のアクセス数、お気に入り数、過去の販売利益まで公に公開されていますので、そこからヒントを得て複数の販路に出品するようにしています。

iPhoneケースなども値段がわからないものなのですが、アパレルに比べてリピーターが少なく、市場規模もアパレルと比べるとやや小さいという特徴があります。

また、私自身、昔はマイセンやリヤドロといった西洋アンティーク商材を販売していましたが、こちらも値段のわからない商材ではありますが、仕入れの不安定さ、在庫保管の大変さ、回転率の悪さ、破損の多さなどがネックになり、やめました。

このように値段のわからない商材といっても、商材が多々ありますが、
総合的な理由からレディースのアパレルを推奨することが多くあります。

販売先に関しては、Amazonをメインの販売先で実践をされる方が多いというのが物販ビジネス業界の特徴ですが、自身のお店のファンになって購入してもらうという事が難しい為、私はAmazon以外の販売先を中心に販売する事を推奨しております。

理想はヤフーなどの顧客と直にやり取りを許可しているプラットフォームや独自のドメインを取得して、ネットショップを構築して、いつでも顧客とダイレクトにコンタクトを取れる状態で、お店を運営していくことです。

この状態を構築するのは難易度がやや高いですが、その分、安定した物販ビジネスを行う事が出来る為、最終的にはこの状態を目指して頂きたいと思います。

この物販セミナーを通じてどういった反響がありましたか?

リサーチの重要性や人基軸の考え方、フロントエンドとバックエンドの販売戦略に感銘を受けたといった声を多数頂きました。

物販ビジネスだけでなく、全てのビジネスの基本となったという感想も非常に多く頂いております。

終わりに

今回お話しを伺っていて感じたのが、岩松氏が様々な試行錯誤を経て、このコンテンツが出来上がったという事です。

特に印象的だったのが、自身の経験を漫画にした「起業で一番やっちゃダメなこと」を作成したエピソードです。

自身とメンターとの音声対談が好評だったので、マンガにリメイクして配信したとのことだったのですが、10万部もダウンロードされた一番の要因は、それだけ“伝わりやすさ”を追求した、岩松氏の細部までのこだわりと、自身の生々しい経験を包み隠さずに描写されてあったから、だと思うのです。

人は困難を乗り越える姿に感動を覚えるといいます。そうした貪欲な姿勢が、インターネットビジネスで稼ぐために必要なものなのだと、今回の取材で学ぶことができました。

会社概要

商号
株式会社NIC
所在地
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目11番6号 サンパティーク日本橋三越前1103号室
代表
岩松 勇人
コーポレートサイト
http://iwamatsuhayato.com/
事業内容
物販事業