はじめに

米国大統領選挙は、他国の選挙ながら、テレビや新聞等マスメディアでも、大きく報じられました。
数多くのコメンテーターが出演する中、「坂上・美輪のニュースにだまされるな」やフジテレビの「ユアタイム」に登場し、トランプとの親交があるとして、注目を集めたのが、政治評論家のあえば浩明氏です。

今回本記事では、あえば氏のこれまでの経歴などに注目し、その政治思想について調査しました。

あえば浩明(あえば直道)について

あえば浩明氏は、政治評論家であり、一般社団法人JCU(日本保守連合)議長なども務めています。

あえば浩明(あえば直道)の経歴は?

主な経歴は以下となっています。

・1967年 神奈川県横浜市で生まれ、親は弁護士として活動していた。
・1973年 慶應義塾幼稚舎(小学校)に入学。その後慶應義塾大学へ進学。
・1989年 大学時代に 幸福の科学に入会し、学生部・青年部の要職を務める
・1990年 幸福の科学総合本部に入局
・2009年 饗庭直道として幸福実現党・党首に就任。2週間後、広報本部長に就任
・2013年 幸福実現党広報本部長から調査局長に就任
・2015年 幸福実現党役員を退任後、一般社団法人JCUを設立。専務理事に就任。

弁護士一家に生まれ、法学部に進学を行うなど、生来政治や法律に興味をもち、ライフワークとして活動を行なっているようです。

また高校時代から、部活動にも励み、弓道やディベートなどを行なっていました。
弓道では高校2年で神奈川県大会新人戦に出場、4位の実績。また、3年生の時、関東大会予選でも国体でも団体優勝し、インターハイ予選でも優勝しています。
また、慶應義塾大学法学部在学中には憲法学者である小林節教授のゼミナール委員となり、大学2年時には毎年10月下旬に立命館大学で行われる全国規模の法律討論会「末川杯争奪 法律討論会(末川杯)」に出場し、優勝しています。

あえば浩明(あえば直道)が議長/代表理事を務める一般社団法人 JCUについて

一般社団法人JCU (The Japanese Conservative Union)は、2015年にあえば氏が、江口 峻氏と共に設立を行い、議長を務めている日本とアメリカの架け橋となるために設立された法人です。
「Conservative(保守)を定義する」「Conservative(保守)を育てる」「Conservative(保守)を勝ち取る」という三つの大きな活動方針を掲げています。
具体的には、米国共和党保守派や米国保守連合(ACU)から日米の要人を招き、最新の米国の状況や今後の日米関係に関する各種セミナー・イベントなどの開催しています。
さらに、一般社団法人JCUでは「Conservative(保守)」の理念に基づいた政策・社会を実現するため、実際の日本の政治家などへのロビー活動、運動支援・組織化などに取り組んでいます。

日米両国の政策決定過程にいる人々へのアプローチ、両国世論に対する啓蒙・宣伝活動、 上記のセミナー・イベントなどの一環としての選挙プランニング支援や勉強会なども行なっています。

一般社団法人 JCUの活動内容は?

JCUは毎年日米の要人を招き、2017年から「CPAC JAPAN」と称したイベントを開催しています。
2020年は以下のような政治家、学者が登壇しました。

・テッド・クルーズ:アメリカ合衆国上院議員(テキサス州選出)。弁護士。テキサス州訴訟長官、司法副次官(ブッシュ政権)を歴任。2016年には保守派の筆頭として共和党大統領候補としてトランプ大統領と争う。

・ジム・マクローリン:トランプ氏の選挙対策本部 投票責任者。世論調査の専門家として知られる戦略コンサルタント。多数の上下院議員、州知事、市長その他公職の選出に貢献。

・長尾敬:衆議院議員(大阪14区)。元内閣府大臣政務官。立命館大学経営学部経営学科を卒業、明治生命保険相互会社を経て衆議院議員に当選。保守派議連「日本の尊厳と国益を護る会」副代表幹事。

他にも自民党の保守派である元幹事長甘利明氏や稲田朋美氏などの有力者が参加しています。

あえば浩明(あえば直道)と共和党全米委員会との関係について

あえば氏が、共和党と関係を持つきっかけは、2011年の東日本大震災でした。

ニューヨークに渡米していたあえば氏は、日本の情報を伝えて欲しいとの依頼を受け、勉強会を開催します。
震災からの復興、当時のオバマ政権に向けた減税・規制緩和を通じた日本とアメリカの協力関係についてのスピーチが参加者の目に留まり、共和党全国委員会共同議長Sharon Dayから、共和党本部に招待を受けました。

その後、毎月共和党の本部で共和党の本部向けにアジア情勢についてレクチャーを依頼され、講演を行いました。
JCU創立後は、議長にマット・シュラップ(ジョージ・W・ブッシュ政権で、大統領副補佐官や政治局長を歴任)を迎え、関係をより強固なものとしています。

あえば浩明(あえば直道)がトランプ前大統領と対談!

あえば氏は、かのドナルド・トランプ氏とも面会を行っております。
APCUの設立や、アジア全体での保守連合の構想について意見交換を行いました。

あえば氏はほぼ毎年、アメリカの保守団体ACUが主催するCPAC(100を超える他組織が参画。全米の保守主義の活動家・政治家が出席する)にも出席しており、その際にトランプ元大統領と対談を行ったとのことです。

あえば浩明(あえば直道)の著書について

あえば氏はさまざまな著作の出版、または雑誌への寄稿を行っています。
単独でも、トランプ氏に関わる著書を発表しており、アメリカの政治評論家の著書の監修も行うなど、あえば氏のアメリカ保守政治への造詣の深さが伺えます。

<著作>
・『最強国家 ― 日本の決断』文芸社
・『トランプ革命』双葉社
・『クリントン・キャッシュ』著:ピーター・シュヴァイツァー、監修:あえば直道、発行:LUFTメディアコミュニケーション
・『大統領の風水』著:小林照弘、監修:あえば直道
・『トランプのアメリカ アメリカ―その「偉大なる復活」の真相』著:ニュート・ギングリッチ、監修:あえば直道、発行:産経新聞出版

<寄稿>
・2012年4月 アメリカのオピニオン誌”The Atlantic”『月刊誌「アトランティック」5月1日号』インタビュー掲載
・2012年11月2日発売『夕刊フジ』11月3日号「激戦 11・6米国大統領選挙の舞台裏」掲載
・2013年6月25日発売『月刊「WiLL」2013年8月号』アメリカ現地レポート「中韓ロビイ活動にこう対抗せよ」掲載
・2013年12月20日発売『月刊「WiLL」2014年2月号』現地レポート「中国のアフリカ侵略を食い止めろ」掲載
・2014年3月28日発売『夕刊フジ』3月29日号「オバマケアの代替案もつ“有力候補”ベン・カーソン氏に注目 饗庭直道氏に聞く」掲載
・2014年11月25日発売『月刊「WiLL」2015年1月号』「反日運動の黒幕『抗日連合会』に極秘潜入!」掲載

単独著書 トランプ革命

あえば氏の単独著書「トランプ革命」は、2016年の大統領選の取材を通して、現地のトランプ支持者の動向や思想を
レポートした著書となっています。

初心者でもわかりやすいようにアメリカの政治制度の解説から始まり、トランプ氏の経歴の紹介、さらにトランプ氏が大統領に就任することでの、日本を含むアジアへの影響について書かれています。

書籍監修 トランプのアメリカ その「偉大なる復活」の真相

あえば氏は、現地政治家の著書の監修も行っています。
「トランプのアメリカ その「偉大なる復活」の真相」は、政治家ニュート・ギングリッチによる、トランプ現象についての考察本です。
トランプの実際の演説などをもとに、彼が何を実現しようとしているのかなど、トランプ政治の深層に踏み込んでいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
あえば氏が保守系グループ、日本のアメリカ共和党のコネクションの中で、大きな影響力を持っていることがお分かりいただけたかと思います。
これからのあえば氏の動向の注目が必要です。

概要

あえば 浩明
一般社団法人 JCU議長/代表理事
慶應義塾大学法学部卒。政治評論家として各種メディアに出演。
2012年に共和党全国委員会アジア担当顧問に就任。
2015年に全米保守連合(ACU)のカウンター・パートとしてJCUを設立。
2016年3月、トランプ候補公認前にもかかわらず、周囲の反対を押しきってトランプ大統領待望論「トランプ革命」を出版。2月発刊の「クリントン・キャッシュ」(監修)と併せて、Amazonでベストセラー1位を獲得。トランプ当選後、あえばの創った『トランプ「革命」』という標語が、保守派の間で一大ブームとなった。
2018年11月には元連邦下院議長ニュート・ギングリッジ著の「TRUMP’s AMERICA トランプのアメリカ その偉大なる復活」を監修。トランプ大統領の政策を保守派の視点で見つめた書としてAmazonでベストセラー1位を獲得。2019年4月より代表理事に就任。