ステムセル研究所の会社概要

ステムセル研究所とは

ステムセル研究所とは1999年8月に設立された民間のさい帯血バンクです。2013年9月から、東証一部上場企業日本トリムのグループ会社になりました。

さい帯血とは、へその緒や胎盤の中に含まれる血液のことで、さい帯血には血液や神経、筋肉など様々な細胞に分化することのできる幹細胞が豊富に含まれています。特に造血幹細胞は造血能力が高く、白血病や再生不良貧血などの難治性血液疾患の治療に役立ちます。

さい帯血が良い点は、骨髄からの採取では、麻酔や痛みを伴いますが、さい帯血では痛みや危険は一切伴いません。保管の有効性がきちんと理解されれば、利用者は確実に増えることが予想されます。つまり、ステムセル研究所は、今後の再生医療の発展に伴って利用者がどんどん伸びる可能性のある、伸びしろの大きい事業を行っているわけです。

実はさい帯血バンクには公的バンクと民間バンクがあり、両者には大きな違いがあります。公的バンクへの保管は母親からの寄付に対して、ステムセル研究所はさい帯血を預ける赤ちゃんと家族のために保管する民間バンクという立場です。

ちなみに、ステムセル研究所は民間のさい帯血バンクのシェアの約9割を占めています。実績は、2016年6月現在、保管者数約38,000名、採取協力病院数も1,600施設を超えています。

そして、実際に治療に使われた例がこれまでに9例あります。治療実績は白血病以外にも、脳神経の麻痺によって失われていた色覚が改善され、12色の識別ができるようになったという脳神経障害の治療例もあります。

なおステムセル研究所では、白血病など難治性血液疾患の診断を受け治療を行っている子供がいる場合、その弟妹にあたる赤ちゃんのさい帯血を、一定の条件のもと無料で5年間さい帯血を保管するプログラムも提供しています。

ステムセル研究所の進歩

ステムセル研究所に送られてくるさい帯血は、採取してから採取パックに入れて医療機関からくるものです。医療品などの製造の環境基準がかなり高いものになっています。

このように様々な環境基準をクリアしてきた中で、厳格な基準によって教育の訓練を受けた技術者の手でさい帯血から幹細胞などの貴重なものを分離しています。この作業もとても繊細ではありますが迅速作業を行っています。

さい帯血からどのようにして幹細胞が分離されていくのかを一般の人たちに理解してもらうために、一定期間ごとに細胞処理センターを開放して見学を行っています。最先端の技術はもとより、安全性を管理している環境などをみなさまに理解してもらうことに努めています。

このようにさい帯血がどのように難病に対して必要があるのか、そしてさい帯血の保管体制をどのように整のえているのかということを多くの人たちに理解してもらい、その大切さをわかってもらい出産時にしか採取することができないものの貴重さを重視しながら日々の研究と、システム管理を行っています。

外部から社内に持ち込まれる資材などもすべて紫外線で照射して、殺菌を残さないシステム管理を行っていますし、クリーンルームに入室する際は、入る人間すべてがシャワールームでエアシャワーを浴びて余分なほこりなどを落とすようにしています。

また、独立したクリーンルームはほかの人とのさい帯血の交わりを完全に防ぐために独立して作られています。そしてこのさい帯血については、個々の違ったものをそれぞれの担当者が分離から保管までのすべての工程を一人で行うようにしています。このように一人で一つを受け持つことで交わりをなくすことができるのです。

常に邁進するステムセル研究所

さい帯血の治療の安全性と運動能力などの改善効果が近年認められています。自己さい帯血を使うことで副作用の報告もなく、言語や認知そして運動能力の改善に効果があると確認されました。投与していない場合と比較すると有効性が高いということがわかったのです。

安心と安全を全面的に公表している理由は、ISO9001認証を受けているからであり、安全管理を徹底している中で細胞処理も行われていますので安心して利用できるのです。さい帯血はとても繊細なものであり、これだけの施設管理ができていないと保管が難しいものになりますので利用者も安心して預けられると考えています。

ステムセル研究所の具体的な方針について

  • 1.顧客のニーズに対するすべての活動は質的に高い水準のものでなければならない
  • 2.業務を通した行動はもとより、地域社会や会社の倫理規範や基準に沿ったものでなければならない
  • 3.事業は健全な利益を生むべき努力をもって遂行され、その有形、無形の利益は株主や社会に還元されなければならない
  • 4.協力いただく組織や個人はもとより、社員一人ひとりはそれぞれが個性ある存在として尊重され、安心して仕事を推進できる関係を約束されねばならない

このような具体的な方針をもって各々の業務を日々使命をもって行っています。

ステムセル研究所の利用者の口コミまとめ

このように将来性のある事業を行っているステムセル研究所ですが、実際に利用した人たちの声はどのようなものなのでしょうか。ここで利用者の口コミを紹介したいと思います。

利用者の口コミ

「出産予定日迄1か月をきっての時期に丁寧に説明していただき、さらに産院との連携もスムーズで迅速に対応いただいたおかげで、無事に出産とさい帯血保管ができました!感謝しています!

「捨ててしまうなら採っておこうと思い保存しました。ただパンフレットや公式サイトでは近い将来、万が一その子が病気になった時さい帯血でどうにか治ると書かれていますが実際はあまり解明されてないんですよね、実例があるとより安心できますよね。」

有効性の理解度によって評価が分かれる

利用者の口コミを見てみると、どちらもステムセル研究所にさい帯血を保管している母親のコメントであることがわかります。そして、さい帯血を保管することの有効性をどれだけ詳しく説明され、正しく理解できたかによって評価が分かれている様子がうかがえます。

さい帯血を何のために保管するのかがきちんと理解できていれば、有効な治療法の1つとしてさい帯血から取り出した幹細胞の利用があることがわかるはずですが、捨てるくらいなら保管しておこうという感覚しかないと、お金をかけて保管したのに、結果的に使わなかったらもったいないとう意識になってしまうこともうなずけます。

さい帯血の保管の意義について、これから出産を迎えるお母さんだけでなく、周りの家族も含めきちんと理解できているかどうかで、さい帯血バンクに対するイメージが180度違ってきます。

さい帯血はどんな時に有効なのかと共に、どこに保管を依頼するかによって自分の赤ちゃんに使えたり使えなかったりするということがきちんと理解できていれば、出産後すぐに、無事ステムセル研究所に保管できたことを喜ぶコメントになるのも当然でしょう。

一方、捨てるぐらいなら保管しておこうという人の場合、どこに保管するかによって違いがあることもわかっていないようなコメント内容になっています。しかも、きちんとステムセル研究所のホームページを確認していないために、「実例があると安心できるのに」というマイナスコメントになっています。

このように、確認不足によって悪い口コミになっている場合もあるため、どのような口コミもその内容を鵜呑みにせず、本当にそうなのかを自分なりに確認する必要があるでしょう。

ステムセル研究所の社員の口コミまとめ

利用者の口コミを見てもらいましたが、実際に働く社員はどのような想いで働いているのでしょうか。良い口コミ、悪い口コミに分けて社員の口コミも紹介します。

良い口コミ

  • 日本においてのシェア率が9割ある
  • 目標と評価が明確であり、やり遂げた時の達成感は大きい
  • 個人が実力を発揮しやすい職場環境である
  • 再生医療分野は将来性が高く社会的認知が広まればもっと成長する

気になる口コミ

  • 給与は業績に左右される
  • チャレンジングなビジネスで解決すべきことは多い
  • 再生医療分野、さい帯血の認知度が低い
  • ルーティーン業務が苦手な人は向いていないかもしれない

認知度を上げることが今後の課題

ステムセル研究所の口コミを見てみると、良い口コミからも、悪い口コミからもさい帯血バンクや再生医療についての認知度を上げる必要があることがうかがえます。どちらの意見からも、ステムセル研究所という企業名を知ってもらう以前に、この業界のことや事業内容を知ってもらうことが、働きやすさにつながると考えていることがよくわかります。

日本の民間さい帯血バンクとしてのシェアは約9割あり、何のために仕事をしているのかという目標がはっきりとしているため、仕事のやりがいはあり、今後伸びていくことも期待できる業界のため、そこを良いと評価している人がいる反面、まだこれからの業界であるため、現段階では仕事をしながら解決していかなければならない問題があって大変だという点を悪いと評価している人がいるようです。

ルーティーン作業が苦手な人が仕事をするのは大変だという意見がある一方で、個人が自分の持っている力を存分に発揮できる職場だという評価も見られます。

個人の持ち味と仕事内容が合えばとても仕事をしやすい職場であることがうかがえます。給与が業績の影響を受けるという口コミもありますが、これは歩合給のように業績によって給与の金額がバラバラと言う意味ではなく、もっと知名度があれば昇給を見込めるところが、なかなかそうもいかないという意味で言われている意見です。

良い口コミでも悪い口コミでも共通して言われていることは、企業名と事業内容をもっと広く世間に知ってもらう必要があるということです。事業内容がもっと広く知れ渡れば、やりがいもあり将来性もある働きやすい企業であることは確かなようですから、ポイントとなるのはその部分だけでしょう。

ステムセル研究所の採用情報

ステムセル研究所では、営業スタッフや母親学級スタッフが募集されています。

募集業種

営業スタッフ

病院を営業訪問して、この会社が取り扱う商品である、さい帯血の採取保管についての営業活動を行います。また、商品説明として、さい帯血の採取・保管に関する説明も行っています。

母親学級スタッフ

産婦人科が開催している母親学級にて、さい帯血についての説明とさい帯血を保管することに対する必要性を説いてもらいます。こちらは、研究所のスタッフとして産婦人科に直行して、そのまま直帰していただく形式のため、会社・本部に立ち寄るということはあまりありません。

求めている人材

医学的な知識のある方や、同業界での勤務経験のある方を歓迎しているのはもちろんのこと、未経験者でも知的好奇心が高く、新しい知識も取り入れられるという方ならば問題ありません。また、母親学級スタッフの場合でも、病院への直行直帰ということから、経験者の方が望ましいですが、詳細については、問い合わせていただければ、説明を行ってくれるようです。

ステムセル研究所の魅力

目標が明確化されますし大きな役割をやり遂げた時の達成感はかなり大きいと考えます。またどのような小さいことに対してもチャレンジをしていく体制になっているので、抱える問題や難題などがたくさんあるとしても、力を発揮しやすい職場になっています。

社員も驚くほど大人数というわけではありませんので、一人ひとりが会社に貢献していこうという意欲を持てるような環境になっています。そのため、やりがいがある仕事になりますし、頑張れば頑張るほどに評価されるますので、魅力が多い企業と言えるのではないでしょうか。

ステムセル研究所のまとめ

ステムセル研究所は、今後まだまだ伸びていく企業であると考えられます。さい帯血や幹細胞についてまだ知らない人が多いとはいえ、有効性は徐々に知られてきており、実際にステムセル研究所にさい帯血を保管存している人の数も、2016年6月現在38,000名に上ります。これまで採取協力医療機関の数も約1,600施設という数ですから、着実に数を伸ばしていることは間違いないでしょう。

ですから、今後は医療機関や自治体などに協力を求めて、事業内容を広く知ってもらう機会を増やしていけば、利用者数を増やせるはずです。再生医療に関する分野ですし、多くの人に関心を持ってもらえる事業内容ですから、これからが期待できる企業です。

企業情報

商号

株式会社ステムセル研究所(公式サイトへ)

設立

1999年8月5日

所在地

東京都港区新橋5丁目22番10号

事業内容

ステムセル(造血系幹細胞)の受託管理事業など

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ブラック企業問題で騒がれる昨今、ホワイト企業に憧れるライター達によって結成された企業調査団。本当に働きやすい職場を求めて、日夜求職者が求める情報を収集しており、メンバーの中には、そのまま取材先に就職してしまおうと考えている者までいる。