はじめに

置き薬というものをご存知でしょうか?

薬が必要な方に販売員が家まで訪問し、医薬品の入った箱を配置、使用した分だけ代金を精算、集金するというシステムです。

起源は江戸時代にはじまったと言われていますが、富山の薬売りが盛んになり全国に広まりました。

これが非常に好評で、例えば足が不自由なご高齢の方が、わざわざ外に薬を買いに行く必要がないので、多くの方々に愛用されています。

そんな置き薬を広めた富山県にて、創業時から昔ながらの富山の置き薬を製造してきた製薬会社があります。

それが、「源平製薬株式会社」です。

今回は、同社の概要と、企業として大切にしている事についてご紹介していきます。

源平製薬株式会社とは?

源平製薬は創業時から富山県にて昔ながらの富山の置き薬を製造してきました。
現在では、源平製薬は医薬品、健康食品、サプリメントの製造を行いながら、小ロットからのOEM製造や卸売販売も展開しております。時代とともに柔軟に変化を行いながらも常に私たち源平製薬の根底には「安心をご家庭まで」という精神があります。
ご家庭に置かれる薬箱の中に入るお薬はとても身近なもので、すぐそばにあることが作用面はもとより、精神的面においても安心につながり心の支えとなるものとして発展してきました。

また販売システムにおいても配置薬業は非常に稀である『先用後利』という、先にお薬を預け、次回訪問時に使った分だけ代金を頂く販売方法をとることにより、お客様との深い信頼関係が構築されてきました。

今も続くその伝統は、私たちに【お客様との信頼関係の大切さ】、【人と人とのつながりの大切さ】を日々教えてくれています。
私達は消費者の皆様、配置販売業の皆様、製造メーカーの皆様、生産者の皆様という多くの方々の支えから成り立っていることを日々感じることにより、私たち源平製薬は常に安全且つ良い品質の製品をすべての皆様へお届けします。

源平製薬が薬を提供するうえで大切にしていることとは?同社に直接インタビュー!

御社の概要についてお聞かせください。

創業が昭和23年で、昔から富山の置き薬(以下、配置薬)の製造を行ってきました。

当社で製造された薬は、全国の配置薬販売の方々に卸して、その人たちがお客様に届けているといった流れになっています。

御社の事業理念として、「安心をご家庭までをモットーに人々が健康であることの力となる」とありましたが、人と人との繋がりを重視されたスタイルということですね。
そうです。

やはりそれが、配置薬の良さであったりするので、その理念のもと、一件一件、大切にお取引をさせていただいています。

御社製品ヒャクサン、HADARIについて。取り扱うことになった経緯を教えてください。

ヒャクサン、HADARI共に、配置薬販売をしている際に、お客様から「こうしたものが欲しい」というご要望があったのがきっかけです。

当社では、流行りではなく、身近なお客様からの声を重要視しておりますので、そういったご要望に対し向き合って、今必要としているものの企画・開発を行い、販売につながるといった流れになっております。

配置薬の販売会社もグループ会社なのですが、そこから直接のお客様の声というものをたくさん聞けます。現在、配置薬のお客様は高齢の方が多いので、結果的に高齢の方向けの商品が増えてきています。

例えば、ヒャクサンの場合は、耳鳴りやめまいの悩みの方が多かったんですね。それで中々治らないというお話しをたくさんいただいて病院に行っても、諦めなさいとそういう話を色々と聞いてきて、そうしたことが弊社にも伝わってきて何かできることはないかと検討した結果、商品化に至りました。

スキンケアのHADARIにつきましても、年齢を重ねていくと、乾燥がよりすごい状態になっていて、かゆみなどもでたり、カサカサで肌が固くなったり、お客様は通常よりもすごい保湿力をもとめていたのですね。いろいろ深く聞いていくと肌全体が痒くなってきたりですとか、カサカサになって寝つけないとか、白い粉が吹いてきたりとか、そういったことでたくさんの不便を感じてという意見がありまして、そこからどういった解決策があるかというところから企画が始まりました。結果的に敏感肌の方でも使える良いものができたので、商品自体がとても良いものができたと思います。商品力のおかげで今では若い方の利用も増えています。

どちらも基本的には、これが流行っているからこれを売ろうというのではなく、お客様のお悩みがあって、そこに、弊社なりの解決策を提案するというスタンスで、商品を発売していますね。

製品を開発するきっかけはお客様のお困りの声ということですね。
そうですね。

源平のヒャクサンに関しても同様なのでしょうか?
製品発売のきっかけはそうですね。ヒャクサンに関しては、耳鳴りやめまいといった悩みでいうと、医薬品の解決策は、西洋医学的な医薬品もあれば、東洋医学的な医薬品もある中で、従来は、西洋医学的なお薬を処方されることが多かったようで、そういったものでなかなか治らないといった方が、消費者の中では多かったので、違う方法をいろいろ探していき、漢方薬といったところにたどり着いたんです。

もともと産前産後の疲労倦怠や冷え症の治療薬として使われていました。

ではヒャクサンの新しい使い方を御社が提案したということですね。
そうだと思います。

それでは、これまでお話しいただいた「源平ヒャクサン」と「HADARI」。どちらで購入することが可能なのでしょうか?
ヒャクサンはインターネットでご購入できるところは現在無いのですが、弊社のホームページに問い合わせ頂ければ、ご購入できます。今後、インターネットでも購入できるように利便性をあげていきたいです。

HADARIは、インターネットのページがあるので、そちらからご購入できます。

ちなみに両商品、どのくらいの世代の方が多いですか?
HADARIは30~60代の方が多いです。

ヒャクサンも同じくらいの世代の方向けでしょうか?
いえ、ヒャクサンに関してはもっと上の世代で、ヒャクサンは50~70代の方が多いです。

両商品で、PRしたいことなどはありますか?
商品力はもちろんですが、「源平ヒャクサン」と「HADARI」、両商品とも一回分の量が個包装されていて、衛生面にもこだわっています。安心してお使いいただきたいです。

あと、「HADARI」は、寝ている間に使うスキンケアなっているのですが、塗ったまま寝れるパックなので、忙しい方でも続けられます。夜間のバリアも兼ねていますので、
是非、翌朝の肌を楽しみに試してもらいたいです。

競合品を気にして作るというよりは、必要なものを考えてお客様がもっている悩みをどう解決するかという視点で作っているので、悩みにできるだけ寄り添って、作っていっていますね。

事業をやる際、重視している点について教えてください。

当社のホームページにも、行動指針として書いているのですが、一つ目の「常にお客様の視点に立ち、お客様の満足に向って行動します。」が、まさに当社が重きを置いているところですね。

源平製薬の行動指針

商品開発においても、行動指針が大きく関係しています。

今後、どういった方に商品を訴求していきたいですか。

みなさんが長く健康でいられるように、少しでも役立つことができたら良いと思います。

当社では、培ってきた製薬会社としての経験を活かし、健康に関連する具体的な悩みを解決するために商品を作っております。だからこそ市場ありきというよりは、健康面に関して悩んでいる方に寄り添っていくことが重要だと考えているのです。

また、いろいろとブームのようなものはあるのですが、そういうものは避けています。

単発で時代を追った商品展開ではなく、今後も身近にいる人の悩みを解決していこうというところを大切にして、商品を提供していきたいと思います。

今後、事業を進めていくうえで、重要視したいことはありますか?

配置薬で培ってきた人と人とのおつきあいを大事にしていきたいと思います。

配置薬というものは、お互いの信頼で成り立っていて、最初は箱を無償で置いてきてですね、何か月後かに使った分だけを精算いただくというシステムなのですが、こちらがまず相手を信用して、相手からも信頼してもらい、商品をご利用いただき、何度か使っていただいて、ようやく商売として成り立ちます。

だからこそ、まずお客様を信頼して、それがいつか、お客様に信用してもらえるようになればいいなと思っております。

まとめ

薬を求める人々に寄り添った商品作りを。

当たり前のようですが、売上を重視してしまう企業が多い中、この基本を守れている会社は少なくなっているように感じます。

今回ご紹介した源平製薬株式会社は、その基本を忠実に守っていると感じました。

今後も活躍していただきたい企業だと感じているのは、私だけではないはずです。

ホワイト企業調査団

ブラック企業問題で騒がれる昨今、ホワイト企業に憧れるライター達によって結成された企業調査団。本当に働きやすい職場を求めて、日夜求職者が求める情報を収集しており、メンバーの中には、そのまま取材先に就職してしまおうと考えている者までいる。